キャリア徒然日記

キャリアを中心とした人材マネジメントについて思いつくままに綴っています。

サニー・ハンセンの提唱する4つの役割、学習と労働との関係

久々の更新となりました。

 

アメリカのキャリアの専門家であるサニー・ハンセンは、キャリアには、家庭における役割から社会における役割まで、人生の役割がすべて含まれており、役割に関しては、人生の4つの役割(労働/愛/学習/余暇)が統合されるべきだとしています。

その2つ、労働と学習の関連性について思うところがあるので、以下に述べたいと思います。なお、学習という言葉は硬いので、今後は学びと表現します。

 

現代社会においては、ほんの一部の方を除いて人生と労働は密接に関連しています。「働かざる者食うべからず」という言葉が現代社会においてもそのまま通用します。なお、次の変化としてベーシック・インカムの状況には注目しておきたいところです。自分の場合も、「人生を豊かに生きるにはお金がある程度必要」という価値観に基づき、手っ取り早く給料アップが実現できる転職を何度かしました。そして、それを成功するための下支えとして、学びがあったと考えています。

お恥ずかしながら、本格的に自分の専門分野や経営について学び始めたのは30歳を超えてからです。しかし、そこからは書籍を何百冊と買い、ビジネススクールにも通って専門知識のインプットに勤しみました。それらの学びは色々な場面で仕事に役立ち、自分のポジションも上がっていきました。すなわち、学びと労働が密接に連動していたのです。その両輪がきちんと回ると人生がとても豊かになります。精神的にも良い作用を及ぼします。

 

しかし、世の中でこのように「学びが労働に反映され、好きなことをして生きているような感覚になり豊かに暮らしている」と言える人はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?1%?10%?正確なところは分かりませんが、かなり少ない部類とは言えるでしょう。最近自分は、学びの領域を深く掘り下げている感覚を持っており、宗教観、人間の価値観、美術を始めとした芸術全般、歴史、哲学・心理学などに興味を持って学び初めています。きっとこの学びも自社の仕事に密接に結びついてくることでしょう。

 

かつて通ったビジネススクールで、友人が放った一言(実は他の人が言っていたのをパクったそうですが)は今でもよく覚えています。

「遊びは人生最大の娯楽だ!」

この感覚を持てない人は、実はサニー・ハンセンの唱える理論の本質は理解できないように思います。そして、高度なキャリアコンサルタントが具備すべき要件の一つとして、この言葉通りに実践していることを挙げておきます。

なお、このようなことは、キャリアコンサルタントの通学講座では決して教えてくれません。