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キャリア徒然日記

キャリアを中心とした人材マネジメントについて思いつくままに綴っています。

「働き方改革」時代を迎えて。自分の人生を見直そう。

今、政府では「働き方改革」と呼ばれる、労働のあり方について議論して新しい方針を打ち出そうとしています。

これは、マクロ的には少子高齢化による労働力不足の解決策の1つというのがその理由です。そのために産業から産業への人材の流動化を実現したり、ニート障がい者、あるいは出産子育て中のパパママなどの潜在的労働力を提供しやすくしたり、条件付きで移民を受け入れたり、労働者を酷使するブラック企業に厳しい姿勢を打ち出したり(その姿勢を示すため、電通さんがロックオンされてしまいました)、企業内の適材適所を実現したり流動化を高めたり、人材流動化を促進する担い手としてキャリア・コンサルタントを骨格資格にして有資格者を増やそうとしたり、かなり広範囲かつこれまでになかった深いレベルまで切り込んで取り組んでいる印象です。

私も企業人事に携わっていた人間の1人として、その動向には大変注目しています。そして、世の中が良い方向に向かってくれることを願うのみです。

これらの政策や世の中の価値観の変化、企業の施策が変わってくることも時間の問題ですが、働く人個々人が備えておかなければならないこと。

それは、「働き方の意識改革」です。

皆さんは自分が何の制約もなかったとしたら、どのような働き方を望むでしょうか?

今の世の中の価値観は、「一流大学を出て一流企業か公務員になって安定した人生を過ごす」ところに大きなマジョリティがあると思っています。特に親世代がそのような思考なので、子供にもそれを望んでしまう人が多いように思います。自分の場合は、「転職を重ねながらキャリアアップしていく」という価値観で動いていたので、多少のリスクは取っていましたが、このようなキャリアも昨今では別に珍しくはなくなりました。それでも、「会社勤めから独立して起業したりフリーランスで働く」ことを選択する人はまだまだマイノリティでしょう。

このマイノリティ部分は今でも厳しいと思われていますが、世の中も進化している中、果たして本当に厳しいのでしょうか?そもそも「自分自身の価値で稼ぐ」ということを真剣に考えたことがあるでしょうか?僕は、殆どの人はそこは考えていない、あるいは考えたくない所ではないのかと思います。ここを明らかにすればするほど自分の価値に値段がついてしまうので。

 

僕思うんです。大手企業で高給取りの人ほど、「現在の給料」と「自分の価値」の差がつきやすいのでは?、と。だって現在の給料は様々なプレミアムやレバレッジがきいています。だから給料も良くなる。だけどそれは殆どの場合、その企業の価値であって個人の価値ではないんですよね。スキルの高さは、世の中に裸で放りだれた時にそんなに差がつかないのでは思います。すなわち、中小企業で平均的な人材と大手企業で高給取りでは自分の価値にさほど差はなく、現在の給料で格差があるので、「現在の給料」と「自分の価値」の差がつきやすくなっている、というわけです。

 

話が脱線しましたが、とにかく「自分自身の価値で稼ぐ」ためには、自分はそもそもどういう人生を歩みたくて、世の中にどのような価値を提供し、周囲の人にどのような影響を与え、どのようなワークスタイルで、他人とどうつながりながら成果を上げて、どれくらいの収入を得たいのか?と言ったこと(ここで挙げたものは一例です)を自問自答、あるいは他人と対話しながら練り上げていくのか。いわば人生の設計図を描く必要があります。しかも、変化することが大前提の設計図なので、なおのこと「自分が普遍的に大事にしていること」を骨太の方針として確立させなければならないのです。

 

自分で出来る「働き方改革」とは、実は「自分の人生改革」なのです。

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、自分自身が自らの今後の仕事をどうしようか考えていく際に、自分のライフスタイルに仕事をどう位置づけるかを考え、そうなると人生全体を未来軸の中で捉えていくようになりました。

そしてその考え方に基づく目標を定め、アクションプランを練って今まさに実行を開始したところです。

例えば、以下のようなことを目標にしています。

フリーランスで生計を立てる

●新しい価値を創造する

●豊かな人生を過ごす

●ポカポカを大切にする(気温、日当たり、人間関係など)

ユニークさと知的好奇心をいつも持っている

●キャリアを軸に高付加価値サービスを世の中に提供していく

●顧客は、企業、個人、教育機関とする

●オフィスを持たずに色々な場所で働く

●会社員時代の倍稼ぐ(本当はもっと欲しいけど、当面の目標として)

●自分の価値は時給で測定する(時給を上げて労働時間を減らす)

●気の合う新しい仲間とつながる

●親兄弟やパートナーとの関係を再構築する

●余暇を楽しむ(僕は、心身の健康維持に関すること、自然と遊ぶこと、世界を旅すること、を挙げました)

●自分の未来を創造する可能性のあるものを学ぶ(これは、放送大学で世界のこと、キャリアコンサルタント仲間との勉強会、英語、ヨガと瞑想の勉強、を挙げました)

 

実は、僕は上記の目標を立てるに至るまでに、会社退職後の2015年8月から今である2016年12月まで、1年5ヶ月かかっています。小難しく言い換えると、自分の脱構築及び再構築に約1年半要したということです。

これが早いのか遅いのかは全く分かりません。人によって全然違ってしまうのでしょうね。そういう経緯を経て、「自分の働き改革」の方向性が見えてきました。

 

今年も12月に入り、来年も迫ってきました。是非12月というタイミングで自分の人生について色々と思いを馳せ、来年の目標につながる新しいことを1つでも発見してみてください。そのようなことが、段々と幸せな人生に繋がっていくと信じています。