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キャリア徒然日記

キャリアを中心とした人材マネジメントについて思いつくままに綴っています。

キャリアの転機

こんにちは。

今回は自分にとってのキャリアの転機をお話ししようと思います。自己紹介でも述べた通り、会社勤めを4社、そして今は独立しているのでそれぞれが大きなキャリア転機と言えます。

自らが積極的に引き起こしたキャリア転機と言えるのですが、その引き金になった出来事や気付きがいくつかあります。今回はそれらをいくつか徒然に紹介したいと思います。

 

1.バブル崩壊が実社会に大きな影響を与えた1997年頃

バブル崩壊は1992年の初頭に起こりましたが、実社会への影響は時間をおいて出始めました。特に大きなインパクトがあったのが1997年頃でした。
当時4大証券と言われた山一證券や大手銀行の北海道拓殖銀行の倒産など、絶対に潰れることがないと信じられていた大手企業がバタバタと倒産していきました。「ああ、会社って永遠のものではなく、いつなくなってもおかしくないんだなあ。」と実感しました。そして、各企業がコスト削減に必死になる中、「人事業務のアウトソーシング化の流れ」が出てきました。
その当時は会社の人事はエリートコースなんてことがまことしやかに言われており、自分自身も人事畑を歩んでいることに誇りを感じていましたが、コスト削減の一環として大手企業が人事部を子会社化してアウトソーシングの会社を設立したり、そのような会社に人事業務を委託して人事部をリストラする会社が現れたりしました。ここで「ああ、会社の中心と信じていた人事の仕事も簡単になくなったりするんだなあ。」と感じました。その2つのことから学んだことは「自分が主導して働く場所を選び、行う仕事を選択していくことが必要」ということでした。

 

2.ハイスペックの人たちが集うプロ集団に紛れ込んでしまったこと

2001年、事業会社からコンサルティング会社に転職し、人事コンサルタントとして働くことになりました。当時は成果主義人事制度が大ブームを引き起こしており、どのコンサルティングファームでも人事経験者を大募集していました。入社基準も低くなっていたと思います。そのような中、私も紛れ込むようにして転職したのでした。

しかし、入社早々にして「あ、自分は場違いな場所に来てしまったな」と悟ります。論理的思考、資料作成のスピードや質、会議での議論内容など、通常の業務遂行レベルがこれまでとは比較にならないほど高かったのです。特にコンサル未経験の中途採用者は業務レベルについていけず、半年間に10人が辞めていくという回転の速さでした。私は何とかしがみつくように激務をこなしながら4年弱ほど勤務しましたが、「アップオアアウト」(昇進しなければ退社する)という文化の中、長く働く場所ではないことを悟って事業会社に転職しました。

ここでの学びは、「プロ集団のレベルの高さ」に直に触れて仕事が出来たことです。自分の業務レベルはかなり高まったと思います。一方で、究極的な個人主義でそのような組織風土で働くことは自分には合っていないと思いました。

 

3.組織の価値観や組織内力学に自分を合わせていくことに疲れたこと

コンサル会社を退職して事業会社に転職しました。その会社は地方発で大きくなった会社で、現社長がグローバル化や事業多角化を推進し、2000年代に上場にまで持っていった成長企業でした。人を大切にする風土や育成に力を入れており、結構気に入って働いていたのですが、最終的に退職してしまいました。

ようやく最近になって客観的に振り返ることが出来るようになったのですが、退職の一番の原因は、組織の理念や価値観に合わせて仕事をしていくのがつらくなってきたからでした。企業勤めの人にとっては「そんなの当たり前じゃん」と思われると思うのですが、会社によってその価値観の持ち方や社員への浸透のさせ方は全く異なります。

また、オーナー企業のマネジメントスタイルも自分にはつらいものがありました。箸の上げ下げまでチェックする社長、それを凄いと崇める幹部社員や若手社員。自立的なキャリアを歩み、自由な発想やワークスタイルの中から新しい価値を生み出して貢献したいと考える自分にとっては、締め付けが厳しすぎたのだと思います。

結果として、組織から逃げるように退職しました。今振り返っても退職の仕方には問題があったと思いますが、精神的にやられる一歩手前だったように思います。その後旅行など自由な時間を過ごしましたが、精神的ダメージから立ち直るには半年以上の時間が必要でした。

そういう経験を経て、次は企業勤めではなく、独立という道を選びました。

 

キャリアの理論家で、ナンシー・K・シュロスバーグという方がいます。この方は、キャリア・デベロップメントは転機の連続であると考え、転機にうまく対処できるようになることに焦点を当てています。私の場合は、ほとんどが自分の責任において転機を作り出しましたが、それでもうまく対処することがなかなか出来なかったり、時間がかかったりしました。昨今はリストラや会社の倒産、あるいはM&Aなど自分以外を原因とする転機が不意に襲ってくることも多くなってきました。

そしてシュロスバーグは、転機の乗り切り方としてまずは自分のリソースを点検せよということで、4S(Situation:状況、Self:自己、Supports:支援、Strategies:戦略)を挙げています。細かい解説は別の機会に譲るとして、キャリア理論を勉強中の身としては、現在の状況を突破するヒントや思考のフレームワークとして役立つものがたくさんあります。キャリア理論も折に触れて紹介できればと考えています。

 

ブログを始めます

自己紹介

今日からブログを始めることにしました。

簡単な自己紹介をすると、、、

アラフィフの個人事業主です。

大学を卒業してからほぼ人事分野(ほんの少し事業戦略みたいなことにも携わりました)で経験を積んできました。

人事分野に就いたのは最初に勤めた会社の偶然の采配だったのですが、そこから採用、給与管理、人事制度改定事務局、人事コンサルタント、人事企画、教育責任者などを経験してきました。

会社も4社経験したので、良く言えば自分のキャリア形成のために主体的に動いてきたと言えますし、悪く言えば1つの会社でじっくり取り組めない人間だとも言えます。
ただキャリアは主観的なものであり、自分では納得出来るキャリアを歩んできたと思っています。

 

2015年7月に10年間勤務した会社を退職し、世界一周やフィリピン語学留学など暫くは勤め人では難しかったことにチャレンジし、2016年3月から人材マネジメント関連の会社を設立して一人で働いています。
働いていると言っても「自分は人事分野で何がやりたいのか」「社会や人にどのようなインパクトを与えていくのか」「どうやって稼ぐのか」、と本来は会社設立前に十分に練っておくべき事業構想を会社設立後に考えているような体たらくで、それでもようやく「キャリア」の分野に特化したサービスを展開していきたいと考えるようになりました。

 

少子高齢化グローバル化、科学技術の進展などで、日本の雇用や労働を取り巻く環境は大きく変化しています。
雇用のあり方や人材流動化を促進することが日本の成長に大きく関わってくるわけで、日本政府もようやく「働き方改革」を始めとした抜本的な改革に乗り出しています。

そのようなタイミングで独立したこと、キャリア分野に乗り出していくことは非常にエキサイティングなことだと思っています。

 

このブログは、キャリアを中心とした人材マネジメントに関する自分自身の学び、考察、最新のトピックス紹介などを行っていきたいと考えています。

ブログ開始がどのような未来に繋がっていくのか、現時点では皆目見当がつきませんが、新しい世界を切り拓く道具として本ブログが役立てば嬉しいです。

また、同じような関心を持っていたり、私のブログを読んで興味を持ってくれた方とも繋がっていければとも思います。

では、今後とも宜しくお願い致します!